生活するためにアメリカでの仕事探し、どうやって就職するか

これからアメリカで移住し生活するために何よりも先立つモノが必要です。それがお金、そしてお金を得る手段として仕事が必要になってきます。

残念ながら日本人が直ぐに仕事に就けるかと言われれば難しいのが現状です。何より日本人よりも英語が流暢でアメリカの風習を知り仕事の取り組み方を知るアメリカ人の方を採用したいと思うのは当然です。

そんな中で日本人でも採用されやすいお店や会社を探さなくてはいけません。もし日本人会や地元の商工会などがあればそこへ顔を出すなどして仕事が必要である旨をアピールして回ってみましょう。
親切な日本人が仕事を紹介してもらえるかもしれません。

何よりもうちに閉じこもっているよりは外に出て求人情報を探すことから始めなくてはいけないのは当然です。アメリカなのですから自分から主張しないと始まりません。

他には求人サイトを活用して就職活動をする事もOKです。まだ若く英語が流暢でビジネスマンとして活躍したいのであればアメリカで使える就活サイトなどをリサーチしてみましょう。

アメリカ就職Navi | 日本人がアメリカで働くには
こちらのサイトは、アメリカ使える就活サイトの一覧が個人のバックグラウンドに合わせて紹介されています。参考まで。

事前に知っておきたいアメリカの平均年収と格差社会

アメリカは古くから日本との関わりが非常に大きいことから、政治経済や文化をはじめあらゆる方面で気になるという人も多いのではないでしょうか。日本では経済指標の大きな判断項目のひとつになっている平均年収を取り上げて見てみると、日本との対比の参考になります。アメリカの労働省統計局(BLS)の発表によると、平均年収は4万3,556ドルということで、現在のドル円為替レートから算出すると、約3,512,312円となり、わかりやすく表記すると約350万円という計算です。この数字だけを見ると、日本とあまり差はないように見受けられます。日本の企業社会もだいぶ欧米化してきたとはいえ、まだまだ年功序列や終身雇用の慣習を残しているところもあります。

アメリカにおける雇用環境は良くも悪くも明朗で、能力主義です。もちろん学歴や資格の有無によっても収入は変わりますが、実際の仕事で才覚があればどんどん平均年収が上がっていきます。一般的には学者やプログラマーをはじめアクチュアリーやエンジニアなどの職種は1000万を越える年収が得られることが多いようです。ただ、その一方で昨今特に社会問題にまで発展しているのが、年々顕著になってきている格差社会の蔓延で、年収が100万円にも満たない家庭もずい分増えてきているといわれています。その背景には、これまで中南米やアフリカ、アジアなど様々な国々から移民を受け入れてきた人口構成にも原因があるといえるでしょう。大学などの学費や医療費が非常に高いという根本的な問題も抱えていることから、根強い問題となっています。

世界的に認められるアメリカの医療レベルと高すぎる医療費

日本では毎年のように国会等政治の議題で医療費の削減が問われていますが、日本と海外の主要国とを比較してみると、主要国の中でも、患者が払う金額は、世界に比べると平均して低いです。

これから海外で生活をする方はこの医療費について知識を持って渡航しないと、いざ病院のお世話になる時にとんでもない金額を払わなければいけなくなるかもしれません。日本との友好国であるアメリカは、特に医療についてお金がかかる国です。

アメリカでは、日本では考えられない金額が請求されます。

例えば、日帰りで子宮筋腫の手術をした場合の費用は、100万円以上、虫歯の治療を2本した場合は10万円以上、出産費用は150万円以上、子供が何らかのウィルスに感染し、5日間入院をした場合は140万円以上など高額の医療費が請求されます。

アメリカでは年ごとに医療にかかる費用が違い、特にニューヨークやロサンゼルスなどの人口の多い大都市では平均費用が多い傾向にあります。

費用が高額になる原因として、訴訟などの多さ、人件費が考えられます。アメリカは特に医療訴訟の多い国ですので、それに伴い、費用も高騰します。

又日本では100床のベットの病院に対する医師の数は13人、看護師は44人以上という基準ですが、アメリカでは約6倍から7倍の医師や看護師が在籍しています。アメリカの医療レベルは世界でもトップクラスですが、レベルと共に医療費が比例してかかるので、生活する上で特に注意して過ごすべきです。

知らないと始まらない!アメリカの家賃相場を把握

アメリカ生活に憧れる人も多いですが、実際に生活をするときには賃貸等のアパートを借りなければならなくなります。アメリカのパート事情については、家賃の中に冷蔵庫やレンジ等の生活に必要となる家電製品の他、冷暖房などの設備も全て含まれているケースが多く、引越しをするのは比較的容易です。

しかし、借りる際に特に問題となってくるものとして家賃相場があります。アメリカのアパート家賃相場については、1ベッドのところでも1,000ドル〜3,000ドルほどするのが一般的となっています。日本の二、三倍程の賃料がかかりますので、長くアパートを借りて暮らす方はそれなりの収入が必要となります。憧れの生活をはじめる前に、まず現実的なアパート代金なども考えて、引越しや移住を考える用にすることが大切です。

ただ、主要都市の中でも場所を選べば非常に低価格のアパートなどもありますし、アパートをシェアして利用するという方法もあります。ニューヨークなどの人口が多く人気の都市は家賃が日本円で三十万円前後する所が多いですが、ヒューストンなどの一部の都市では十万円を切る家賃相場の所も存在します。家賃を気にされるなら、住む場所を変えるのもよい方法です。

また、友人がいる方はアパートをルームシェアして利用すれば、経済的な負担も少なくなるのでそちらもオススメとなります。海外から留学してアメリカに在住する学生さんに、そのようなルームシェアをして住んでいる人もいます。住む場所や住み方を工夫して行きましょう。

ビジネスにも生活にも大事、アメリカの物価の高さ

アメリカの通貨はドル。$、USDで表記されます。

硬貨の種類は、1セント、5セント、10セント、25セント、50セント、1ドルの6種類になりますが、50セント、1ドル硬貨は、滅多に見ることはなく、特に50セント硬貨は、出回っていない硬貨です。

紙幣の種類は、1ドル、2ドル、5ドル、10ドル、20ドル、100ドルの6種類になり、2ドル紙幣も非常にレアで見ることはほとんどありません。また、アメリカは、クレジットカードやパーソナルチェックで買い物をするので、100ドル紙幣も使用する機会はなく、100ドル紙幣で支払いをすると受け付けなかったり、偽札と疑われることがあります。

物価に関しては、地域によって大きく異なりますが、一般的にNY、SFが一番物価が高く、その次にSan Jose、Los Angeles、Seattleが続きます。

日本と比べると、野菜、果物、肉類などは比較的安く、魚介類は消費量が少ないため少し高くなります。

その他、衣料品、ガソリンなどは、かなり安いです。逆に紙類、電化製品は、割高です。特に紙類は日本のものより質も悪く値段が高くなります。住宅問題は、都市部が高騰しているという点では、日本もアメリカも同様の問題を抱えています。

ただ、賃貸に関しては、NYの都市部より東京の都市部の方が安く、アメリカではルームシェアというライフスタイルが定着しているのは、賃貸金額の高騰が原因だと言われています。持ち家に関しては、NYより東京の方が高いと言われていますが、アメリカは治安の良い場所と悪い場所の格差が激しいため金額にバラつきがあるからとの意見もあります。

アメリカの天気と気候、そして服装を知る

アメリカはとても広い国土を持つために、その気候は一概には言えません。

アメリカの北部はカナダの国境に面しており、緯度も日本の北海道よりも北に位置します。そのために寒さが厳しいことが容易に予測できるでしょう。

しかし、北部でも西側に位置するシアトルなどではそれほど厳しい冷え込みなどにはならず寒いながらも安定しています。反対に北部の東側に位置するニューヨークなどでは夏は暑く、冬は寒さが厳しいです。

特に五大湖に近くなる内陸部に近づくほど、厳しさは増します。またアメリカでよく問題になるハリケーンなどの発生率も高くなるのです。

アメリカ中部で海岸に面していない場所は、暑さが厳しく、日中な40度を超える場合もあります。冬場は過ごしやすいですが、朝晩の寒暖差が激しいので、生活をする時に服装に注意する必要がありますね。

南部の西側になると、比較的雨も少なく、年間を通して過ごしやすい気候になります。南部の東側に位置するアトランタなどでは日本のようにはっきりとした四季があり、日本人にとっては過ごしやすい気候になるでしょう。

そして一番南に位置するフロリダは冬は暖かく過ごしやすいです。

また夏は雨季があるために降水量が多く、旅行の場合には計画が雨に左右されてしまうこともあります。

このように見てみるとアメリカには大きく5つに分かれた気候があるといいます。それぞれの場所で生活に気を付けることが異なってくるので、事前の情報収集が大切ですね。

生活・仕事する上で把握しておきたい祝日と祭日について

アメリカでは大体の会社が祝日と祭日は大型連休になります。

特にアメリカのクリスマスと勤労感謝日は一年中での一大イベントとなり、子供達は学校が1週間ほどお休みになるのでそれに合わせ前後1週間ほど休暇を取り、実家に戻ったり、家族や親戚と集まり、いろいろな料理を作ったりし楽しい時を過ごします。アメリカ人は家族の時間を大切にする人がとても多く、その他の祝日と祭日も家族のために時間をとる傾向にあります。

独立記念日もアメリカでは大きな祝日となり、地域によってパレード、コンサート、花火等いろいろな行事が催されます。夏ですので外で家族や友達と集まってBBQをしている姿をよく見かけます。

日本と違い、元旦は特に大きく祝うことはないので31日にカウントダウンをし、1日のみ休日になり1月2日から仕事始めの会社が多いです。
日本のお正月に家族が集まるようにアメリカのクリスマスと感謝祭は遠方にいる家族や親戚が集合する機会でもあります。そのためこの時期の間の空港はとっても混み合います。

それぞれの祭日に合わせ街中や家の中外を飾る人が多いので季節を感じられるのもアメリカの醍醐味です。
とくにクリスマスのデコレーションにこだわる人が多いのでとても楽しい気分にさせてくれます。

祝日ではありませんがバレンタインデーやハロウィーンも一大イベントで町中がその雰囲気になります。
どの祝祭日も楽しんで家族と賑やかに過ごす方が多い模様です。

歴史と文化を知ることで現地の慣習に触れる

現在のアメリカ合衆国という国家の起源は、1620年のピルグリムファーザーにまで遡ります。
もともとはキリスト教の理想国家を作ることが目的でしたが、移民が増え続ける中で先住民との対立が激しくなりました。

またヨーロッパ各地が植民地化のために争って進出したことが原因で、国家間の戦争も起こりました。

その後イギリスがアメリカ植民地化の主導権を握るのですが、今度は本国と植民地の間で紛争がおこります。
1776年に植民地側はアメリカ独立宣言を採択し、やがて本国からの独立を獲得します。

アメリカはフロンティアを求め西に向かって領土をひろげ、さらには東アジアにまで影響を及ぼすようになりました。
今では世界の政治や経済の中心として、大きな存在感を示しています。
このような歴史を背景としてアメリカ人の文化は培われてきました。
彼らは独立心が強く、自由を求め、チャレンジ精神を大切にします。

大学生は親元を離れるのが普通であり、学費は自分で稼ぎます。
仕事では同じ会社で働き続けるよりもより自分を評価してくれる会社に転職し、キャリアや報酬のアップをはかります。
仕事は与えられるものでなく自分で見つけるという考えを持ち、起業への意識も高いです。

その上で十分な蓄えができるとあっさりと仕事をリタイヤし、家族と過ごす時間を大切にします。
また何か依頼を受けたときには、少々自信が無くても自信たっぷりに出来ると返事をします。

挑戦することが大事であり、もし失敗しても次のチャンスが与えられる土壌があります。
これらには個人差はありますが、少なくとも日本人のメンタリティーとは対照的です。

日本にも重要なアメリカの経済に関する基礎知識

アメリカの経済成長がプラスの場合、多くの産業で人手不足になるため、たくさんの雇用が発生します。そして、簡単に自分の希望する業務を見つける事が出来ます。

一方、アメリカの経済成長が鈍いケースやその状態が良くない時は失業率が悪化し、多くの産業が経営を維持する事が難しくなります。雇用の数は景気が良い時と比べた場合、非常に少ないです。

結果、アメリカ人が優先的に雇用され、他国からアメリカにやって来て職を求めている人はなかなか仕事にありつく事が出来ないです。出来た場合でも賃金が非常に低いものや労働環境の良くないものが多いです。

アメリカの経済成長率が高ければ、自国の雇用や経営に良い影響をもたらすだけではなく、世界各国の雇用、経済にも良い影響をもたらします。安定した雇用を創出する事が出来ます。一方、それが良くなければ自国だけではなく世界の金融や経営に悪影響を及ぼします。
時代によってはマイナス成長になる事もあります。しかし、早めに対策を講じればすぐに悪い状況は回復出来ます。そして、多くの人々に安定した雇用をもたらす事が出来ます。

自国だけの問題で済まされないようになっています。アメリカのそれは国際社会に大きな影響を及ぼす可能性が非常に高いです。安定させるためには各業界のリーダー層が指導力を発揮し、国民や国際社会に安心感をもたらす事が非常に重要になります。この国がミスをすると多くの国々が困るので注意が必要です。

アメリカの人種と関係する歴史について

アメリカは「人種のるつぼ」と言われるように、世界中の人種が集まっている国です。3億1,890万人の人口を抱えますが、不法移民が1,000万人いると言われています。

そんなアメリカですが、元々はインディアンと呼ばれていたネイティブ・アメリカンの住んでいる大陸でした。
15世紀にコロンブスが北アメリカ大陸の開拓のきっかけを作って以降、ヨーロッパ系の移民がアメリカ大陸の東海岸へ、徐々に押し寄せ始めました。

17世紀には大陸東部はイギリス、フランス、イスパニアなどのヨーロッパ移民によってほとんど占領され、独立戦争を経て1783年9月3日、アメリカ合衆国が独立を果たします。

当初はヨーロッパ系の人々のほか、アフリカから連れてこられた黒人奴隷も多く居ました。

アメリカ合衆国は20世紀初頭には、現在とほぼ同じ領域を併合するに至りました。ネイティブ・アメリカンはアメリカの拡大に伴い絶滅させられる勢いで、当初1000万人以上いた人口は1600年の段階で100万人にまで減っていました。これはヨーロッパ系移民による虐殺と、ヨーロッパから持ち込まれた疫病が原因となっていました。2003年時点では280万人あまりが居住しています。

アメリカの南東部にはアフリカ系黒人が多く居住しています。かれらは当初は白人の奴隷としてこき使われる立場でしたが、南北戦争中の1862年、リンカーン大統領が奴隷解放宣言を行います。これによってアフリカ系黒人の人権がひとまず認められたことになります。

アメリカは南部から西部にかけては、ヒスパニック系と呼ばれる人々が多くなっています。これはメキシコなどのラテンアメリカ系の人種を指す言葉です。

そして西海岸を中心としては、20世紀以降になってから中国系、韓国系、日系などの東アジア人がとても多くなっている地域です。近年では東南アジアや南アジアからの移民も増え始めています。アジア系で最も多いのは中国系で、全体の23%あまりを占めます。アジアからの移民が急激に増えているために、人種と文化の融和と、民族的な摩擦が大きくなっているのがカリフォルニア州など西海岸の地域です。